人口減少 出生率、激減ペース突入 厚生労働省の「人工動態統計月報年計(概数)」によれば、2023年の日本人の年間出生数は72万7277人となり、過去最少を更新した。合計特殊出生率(1人の女性が生涯に出産する子供の推計値)も過去最低となる1.20にまで落ち込んだ。ここまで落ち込むと、回復させることは非常に難しい。合計特殊出生率が長期低迷すると子どもが少ないことが当たり前となり、それに合わせて人々の意識やライフスタイルが変化していくからである。 2024.06.21 人口減少